『ビジネスでの利用で英語を学習したい』『旅行の時、英語を話せるようになりたい』と考えている社会人も多いのではないでしょうか?
忙しい社会人はなかなか時間を作ることが難しいです。社会人の限られた時間の中で英語力を身につけるには、いかに効率よく勉強できるかが大切になってきます。
本記事では、英語の勉強に必要な3つのポイントやおすすめツール、やってはいけない勉強法をご紹介いたします。
目次
社会人が英語の勉強をするための3つのポイント

まずは、最初に英語を勉強するための3つのポイントをご紹介します。
現状の把握と目標の設定
社会人に限ったことではないですが、現状の把握と目標を設定することはとても大切です。
『英語を上達したい』といっても、ビジネスのためか、旅行のためか、キャリアアップのためか、英語を勉強するきっかけによって最適な勉強方法は変わってきます。また、スタートとゴールが定まっていなければ、『何をすれば良いか?』『どのくらい学習をすれば良いか?』学習の計画を立てることができません。
具体的な例を挙げると
・TOEICスコアを200点から500点に上げたい
・海外移住をして仕事がしたい
などといった目標を立ててください。
目標を決めるときは、長期目標だけでなく、短期目標も決めましょう!
最終ゴールの長期目標とそれら達成のための短期目標を設定することで、より効率的に学習できます。
英語を短期間でできるようになることは、とても難しいですが、最適な勉強方法を見つけ、継続的に勉強しなければいけません。
現状の把握と目標の設定をし、モチベーションを維持していきましょう!
英語を勉強する期間を決める
社会人は、学生と違って英語の勉強の時間を確保することは難しいですが、目標を達成するためにどのくらいの時間を要するのか逆算しましょう!
例えば、英語の試験対策に取り組む方は、長期間に渡ってダラダラ勉強するのではなく、短期間に集中して勉強する方が望ましいです。小さな目標から大きな目標、人によって目標の設定の仕方は異なりますが、ひとつひとつをクリアしてから次に進みましょう!
1日15分からでもいいので、現在の生活のスケジュールを見直し、無駄な時間、スキマ時間等を有意義に使ってください。
自分に合った英語の勉強法を徹底的に実行する
今では、多くの方によって、数多くの英語の勉強法が紹介されています。
その中から、自分の目標を達成するために必要かつ、毎日続けられる勉強法を見つけてください。
ここで大切なのは、いろいろな勉強法に手を出し、勉強効率を半減させないことです。
自分に合った勉強法を見つけ、モチベーションを保ちながら、目標達成を目指してください。
社会人におすすめの英語勉強ツール

社会人におすすめの英語勉強ツールは以下の4つです。
・問題集や参考書 ・アプリ ・オンライン英会話 ・映画やドラマ ・YouTube
どれが1番良いというものではありませんが、目標達成に向けて、自分に合ったものを選びましょう!
問題集や参考書
問題集や参考書を使った勉強は王道です。
単語や文法、リスニングといった各英語スキルに特化したものもあり、確実に英語力を鍛えられます。
メリット | ・種類が豊富 ・教材の質がある程度高い ・効率的に知識をインプットできる |
デメリット | ・アウトプットできない ・音声が付いていないものもある |

ビジネスマンにおすすめの英語学習本については『【シーン別】ビジネス英語の学習におすすめの本10選!』の記事で詳しく解説しているので、本試験前にそちらを参考にしてみてください。
アプリ
最近では、アプリがとても充実しています。
スマホさえあれば、移動中や休憩時間などのスキマ時間を有効に活用できます。
メリット | ・スマホがあればどこでも学習できる ・音声や映像で頭に残りやすい |
デメリット | ・アウトプットできない ・質が低いものがある |

ビジネスマンにおすすめの英語アプリについては『【ビジネスマン必見】ビジネス英語を学べるおすすめのアプリ6選!』の記事で詳しく解説しているので、本試験前にそちらを参考にしてみてください。
オンライン英会話
英会話スクールに通うより、コスパが良く、好きな時間にレッスンを受けることができます。
また、手軽に英語のアウトプットが可能で、英会話の練習にもってこいです。
メリット | ・価格が比較的安い ・自分に合った講師を選べる ・アウトプットする環境が整っている |
デメリット | ・講師の質にばらつきがある ・継続することが難しい |

おすすめのオンライン英会話については『私が体験したおすすめのオンライン英会話10選!徹底比較』の記事で詳しく解説しているので、本試験前にそちらを参考にしてみてください。
映画やドラマ
『Amazon prime』などの動画配信サイトから様々な映画やドラマを見ることができます。
映画やドラマであれば、楽しみながら、英語に触れることができます。
メリット | ・英語のリズム感が身につく ・英語圏の文化を学べる ・モチベーションを維持できる |
デメリット | ・時間がかかる |

映画を使った英語学習の進め方については『映画を使った英語学習の進め方とメリット!』の記事で詳しく解説しているので、本試験前にそちらを参考にしてみてください。
YouTube
YouTubeにもたくさんの英語学習に関する動画があります。
単語や文法などの英語スキルに関する動画や英検やTOEICといった試験対策の動画など様々です。
メリット | ・コンテンツが豊富 ・無料で好きな動画を見れる |
デメリット | ・質が保証されない ・アウトプットできない |
やってはいけない英語の勉強法

最適な勉強法は人によって様々ですが、やってはいけない勉強法は共通しています。
以下の3つのやってはいけない勉強法をご紹介します。
・多くの参考書に手を出す ・聞き流し学習 ・書いて覚える
多くの参考書に手を出す
あれこれ手を出すより1冊の参考書に絞った方が良いです。
複数の参考書を使ってなんとなくやった気になるより、1冊を確実にできるようになるまでやり込んだほうが良いです。
いろいろな参考書に手をつける方に限って、中途半端で終わってしまい、きちんと知識を定着させることができません。
なので、1冊の参考書に絞って徹底的に使い込んでください。
聞き流しの学習
何もやらないよりはマシですが、聞き流しているだけでは、英語をできるようにはなりません。
よく『リスニングの練習で聞き流しは効果があるの?』という質問がありますが、これは『ダイエットしたいけど1日5分の散歩で効果があるの?』みたいなものです。
確実に英語力を向上させたいのなら、ディクテーションやシャドーイングといったトレーニングで負荷をかける必要があります。
書いて覚える
よく学生の時、先生から『間違えた単語は10回ノートに書きなさい』などと言われたのではないでしょうか?
はっきり言って、単語を書いて覚えることは、とても効率が悪いです。
単語を何回も書いていると、段々と書くことが目的となり、覚えることができなくなってしまいます。また、とても時間がかかってしまいます。
スペルを覚えることも大切ですが、音の方がより大切になってきます。
まとめ
忙しい社会人はなかなか時間を作ることが難しいですが、社会人の限られた時間の中で英語力を身につけるには、いかに効率よく勉強できるかが大切になってきます。
現状の英語レベルや目指すべき目標によって、最適な勉強法が変わってきます。
自分に合った学習方法を探りつつ、楽しみながら英語力を向上させていきましょう!
本記事がみなさまの手助けになればと願っています。
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