英語リスニングが苦手な方の特徴と上達法を徹底解説!

英語勉強法

日本人の多くの方が英語のリスニングに対して、苦手意識を持っています。

『なぜ英語が聞き取れないのか?』『どうしたら上達できるのか?』などといった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、リスニングが聞き取れない原因や上達法、具体的な勉強法などをご紹介いたします。

目次

スポンサーリンク

英語リスニングが聞き取れない原因

まず第1に聞き取った『英文を読んで理解できるか』『英文を読んで理解できないか』によってやるべき勉強法が変わってきます。

英語を聞き取れない原因が、人それぞれ違います。

リスニングが聞き取れない原因を4つご紹介します。

・英単語・英文法の知識不足
・英語独特の音に慣れていない
・英語のスピードに慣れていない
・すべてを聞き取ろうする

思い当たる項目すべてを克服できるようにしましょう!

英単語・英文法の知識不足

英文を読んで理解できない場合、英単語・英文法の知識不足です。わからない単語を聞いたところで理解することはできません。

リスニング問題の中に知らない語句が5%程度あったら、リスニングの内容を完璧に理解することは難しいです。

なので、ボキャブラリーを増やし、文法を学ぶことがリスニングの基礎となります。

しかし、単語・文法の知識不足が解消され、英文を読んで理解できるようになったとしても、すぐにリスニング力がアップするとは限りません。

英単語の覚え方については『超効率の良い英単語の覚え方を完全公開!』の記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてみてください。

また、英文法の勉強法については『英語の文法をマスターしたい方へ!おすすめの勉強法を徹底解説!』の記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてみてください。

英語独特の音に慣れていない

日本語と英語では母音数が違う

日本語には5つの母音が存在しますが、英語には約20個近くあると言われています。なので、英語の半分以上は日本語にない音で発音されます。

日本語に比べて音のバリエーションが多くなっており、聞き取りが難しくなっています。

英単語のアクセントの位置

アクセントは単語の中で強く発音される部分で、位置によって意味が変わってくる単語があります。

アクセントの位置を聞き間違えると、知っている単語でもわからなくなってしまいます。

それだけ、アクセントの位置は大です。

英語のスピードに慣れていない

ゆっくりとしたスピードで話されると聞き取れるが、スピードが速くなると聞き取れなくなる方も多いのではないでしょうか?

また、途中で思考が停止し、わからなくなるという経験もあるのではないでしょうか?

速い英語を聞き取れない原因として、『英語を英語のまま理解できていない』ということが考えられます。

英語を日本語に訳しながら理解しようとすると、脳の処理が追いつかなくなりますが、英語を日本語に置き換えながら英語を理解しているとリスニングの点数は一向に上がっていきません。

なので、英語を英語のまま理解できるようになる必要があります。

すべてを聞き取ろうとする

聞こえてくる英語をすべて聞き取ろうとすると脳で処理できなくなり、『最も肝心な部分を聞き逃しかねません。

普段の日本語の会話でも、自分がどのくらい単語を聞き取っているのかを意識することが大切です。

会話の中で出てくる大切な部分だけを聞き取り、残りの部分は雰囲気で補ってはいませんか?

慣れない英語ですので、いかにポイントとなる単語を聞き取れるのかが鍵となっています。

スポンサーリンク

リスニングを上達させるために

英語の発音を学ぶ

まずは、英語の発音に関する知識やルールを増やしましょう!

英単語には、1単語だけで発音されるときと文中の中で発音されるときと発音が変わったりします。

例えば、『Come on』は単語1つ1つに分けて読むと、『カム オン』ですが、実際の発音は『カモン』と2つの単語を繋げて発音します。

これを『リエゾン』と言います。

他にもイントネーションやアクセントの位置によって意味が変わってきます。

リスニング力を向上させるためにも、最初の段階で英語特有の音に関する知識について学ぶことが大切です。

発音練習におすすめの参考書ついては『英語の発音練習に役立つおすすめの本5選!』の記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてみてください。

自分のレベルに合った教材を選ぶ

どんなに人気のある教材を使用したとしても、自分のレベルに合っていなければ意味がありません。

レベルの高い教材を選びたくなる気持ちもわかりますが、英文を読んで理解できない、わからない単語が多すぎる英文は選ばないようにしましょう!

リスニングにおすすめの参考書ついては『英語リスニング対策におすすめの参考書7選!』の記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてみてください。

毎日継続して英語に触れる

リスニングに限った話ではないですが、ちょっと勉強したからといって、いきなりリスニングができるようになるというのはほとんどないです。

毎日継続してコツコツと英語の学習に励むことで、徐々にリスニングは上達していきます。

リスニング学習に取り組む際は、短期間ではなく長い時間をかけることが大切です。

最初は5~15分で良いので、焦らず毎日継続して学習に取り組んでください。

スポンサーリンク

具体的な勉強法

リスニングを向上させたいのなら、日々の積み重ねが欠かせません。

実際に私もやってきたおすすめの勉強法は以下の通りです。

・スラッシュリーディングを行う
・ディクテーションを行う
・シャドーイングを行う

スラッシュリーディングを行う

スラッシュリーディングとは、英文を頭から理解できるように意味の切れ目で区切ってスラッシュを入れて読んでいく学習のことです。

英語を英語の語順のまま理解できるようになることでリスニング力の向上に繋がります。

また、スラッシュリーディングに慣れてくると、スラッシュを入れなくても、自然と英語を頭から語順通りに読めるようになります。

ディクテーションを行う

ディクテーションとは、英語を聞きながら、流れてくる英語を文字起こししていく勉強法です。

リスニング力だけでなく、英単語や文法知識、文章の分析や組み立てる力を身につけることができます。

ディクテーションついては『ディクテーションの効果とは?』の記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてみてください。

シャドーイングを行う

シャドーイングとは、英語を聞きながら、真似をして発音する練習のことです。

英語力を飛躍的にアップさせることができるトレーニングの1つで、正しい発音、アクセントを習得できるだけでなく、英語特有のリズムも知ることできます。

シャドーイングについては『シャドーイングの効果とは?』の記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてみてください。

スポンサーリンク

まとめ

リスニングは、英語4技能の中で重要度が高いスキルです。

毎日継続してコツコツと英語の学習に励むことで、徐々にリスニングは上達していきます。

本記事がみなさまの手助けになればと願っています。





コメント

タイトルとURLをコピーしました