『TOEICの中でもPart7に特化した問題集ってどんなのがあるの?』といった疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Part7は長文読解問題で問題数も多く、高スコアを取るためにはPart7をどう攻略するかがポイントとなっています。
TOEIC Part7で悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
TOEIC対策/Part7の問題形式と特徴を知る

2016年5月から、TOEICの問題が一部変更されました。
Part7では、1つの長文を読んで問題を解答するパターン(Single passages)と複数の長文を読んで問題を解答するパターン(Multiple passages)の2種類です。また、問題数が48問から54問に問題数が増えました。
近年、出題される問題文が長くなっている傾向が見られ、速読力がより求められています。
他のPartに比べるとPart7はTOEIC最難関Partと言われています。
TOEIC Part7の解き方
先に設問に目を通す
本文を読む前に、まず設問に目を通すことを意識しましょう!
設問を読むことで、本文にどのような内容が書かれているか推測することができます。
また、設問の内容を把握できていれば、問題を効率良く解くことができます。
解けない問題は飛ばす
解けない問題は遠慮なく飛ばしてください。
TOEICの試験では、すべての問題を時間内に解き終えることが、スコアアップに繋がります。
TOEICはマーク式の試験です。記述式とは違ってマークさえできれば、正解する可能性があります。
時間配分をしっかりと決める
Part7はTOEIC試験の中で、1番最後に出題される問題で最も難しいと言われています。Part1~6の問題に時間をかけ過ぎてしまうと、Part7に割く時間が少なくなります。
実際に、TOEIC受験者が時間配分がうまくいかず、最後まで問題を解き終わらなかった方は多数います。
あくまでも目安ですが、Part7には最低50分ほどは必要です。見直しできるように時間配分を考えましょう!
TOEIC Part7対策の問題集を選ぶポイント
自分のレベルに合っているか
問題集を選ぶ際、最も大切なポイントは、自分の現在のレベルと目標のTOEICスコアに合った問題集を選ぶことです。
例えば、現状500点ほどの方が900点を取りたいからといって、いきなり900点向けの問題集を購入したところで難しくて勉強が続かず、モチベーションの低下や挫折の原因にもなりかねません。
なので、自分の現状スコアから100~200点程度高いレベルの問題集を選び、徐々にレベルアップしていきましょう!
発刊日が古くないか
必ずしも発刊日が新しい本が良いわけではありませんが、TOEICの出題傾向が変化しているため、あまり昔に出版された問題集だと最近の傾向に合っていない可能性があります。
2016年5月から各Partの問題数の配分が変わり、新形式と呼ばれる形式に試験内容が変更されました。
このようなTOEICの出題傾向の変化に対応するために、比較的新しい問題集を選びましょう!
TOEIC Part7対策におすすめの問題集5選
公式TOEIC Listening &Reading問題集
TOEICを受けるなら必ず1度はやっておきたい1冊です。
実際に、TOEICを作成しているEST(Educational Testing Service)によって、本番と同様に問題が作成されているため、TOEIC受験者から信頼が厚く、試験対策として最適な参考書です
リスニング問題も本番と同様のネイティブスピーカーの音声を聞くことができ、繰り返し聞くことで慣れていくので、本番のリスニングに対応できます。
著者 | ETS |
出版社 | 国際ビジネスコミュニケーション協会 |
発売日 | 2021/10/15 |
ページ数 | 200ページ |
TOEIC究極のゼミPart7
Part7の問題を設問のタイプごとに紹介し、解き方や注意点を解説されています。 新形式の『位置選択問題』『意図問題』『トリプルパッセージ』にも完全対応した計15回のゼミで学習を進められます。 また、別冊には2回分のミニ模試が収録されており、全問題を解くと、『問題タイプ』ごとに正答率が判断でき、自分が苦手としているタイプがわかります。 好みは分かれますが、個人的には問題の解説が丁寧で読みやすくなっていると思います。
著者 | ヒロ前田 |
出版社 | アルク |
発売日 | 2017/5/30 |
ページ数 | 403ページ |
TOEICテスト新形式精選模試 リーディング
新形式の最新の出題傾向に合わせて、リーディング5回分の模試が網羅された1冊です。 990点講師陣が選び抜いた問題で、どんな問題にも太刀打ちできるようになっており、すべての設問に正答率が書かれているため、本番でのスコアも予測がつきます。 TOEIC本番より、やや難易度が高めに設定されており、レベルの高い英語力が身につくため、確実にスコアを伸ばせます。 また、スコアアップに直結する解答戦略と学習ポイントをアドバイスしたコラムも充実しています。
著者 | 加藤優 |
出版社 | ジャパンタイムズ |
発売日 | 2019/1/31 |
ページ数 | 460ページ |
世界一わかりやすいTOEIC®︎テストの授業
スタディサプリでお馴染みのカリスマ講師関正生先生がPart7に関する基本情報や解き方をわかりやすく解説しています。 TOEIC初中級者向けの参考書で、簡単な問題を中心に構成されており、必要な内容や情報が多く詰め込まれています。 TOEICの出題傾向を分析してきた関先生の経験がギュッと詰まった1冊です。
著者 | 関正生 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2016/4/27 |
ページ数 | 287ページ |
1駅1題TOEIC®︎L&R TEST 読解特急
2016年5月のテスト改訂によって、新形式問題が加わったPart7。難化した新形式問題に対応した28問をプラスで搭載した1冊です。
タイトル通り、通勤中などのちょっとした時間で手軽にPart7の対策ができます。また、音声を無料でダウンロードでき、スマホ音声アプリにも対応しています。音声付きで、自分に合った勉強の仕方を見つけることができます。
著者 | 神崎正哉・TEX加藤他 |
出版社 | 朝日新聞 |
発売日 | 2017/5/30 |
ページ数 | 336ページ |
TOEICリーディング参考書の売れ筋ランキング
参考までに、TOEICリーディング参考書のAmazonの売れ筋ランキングは以下から確認してみてください。
まとめ
TOEICの中でも最難関と言われるPart7ですが、しっかりと対策を行えば、高スコアを取ることは可能です。
Part7に限ったことではないですが、TOEICの勉強を毎日継続的に行うことは必要不可欠です。無理のない程度に、ゆっくりと時間をかけて自分の英語力を上げ、TOEIC高スコアを狙いましょう!
TOEIC Part7の対策を行う際は、本記事でご紹介した問題集を活用してみてください。
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