『TOEICの文法に特化した参考書ってどんなのがあるの?』といった疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
TOEICの参考書は数多くあります。その中でも文法に関する参考書は種類が豊富です。
文法の知識はTOEICスコアに大きく左右します。高スコアを狙う方であれば文法力は必須です。
TOEIC試験で言うと、Part5&6に当たる文法に特化した参考書をお伝えします。
目次
TOEIC対策の第1歩! Part5&6の特徴を知る

Part5は30問、Part6は16問、合計で46問あります。
Part5の特徴
Part5では、大きく分けて文法と語彙という2種類の問題が出題されます。
文法問題は時制や接続詞、代名詞といった、文法に関係する問題が出題され、空欄の前後を見て解答する必要があります。
語彙問題は名詞や動詞、形容詞といった、様々な語彙が出題され、文章の意味を理解し最も適切な選択肢を選ぶ必要があります。
Part6の特徴
Part6では、4セットの長文で構成され、1つの長文につき4つの空白問題が出題されます。
文章挿入問題を除けば、動詞や前置詞など、Part5に似ている部分があります。
Part5と同様に、文法問題を論理的に解くための文法知識の習得と英文の構造、内容理解のスピードを上げる必要があります。
TOEIC文法の参考書を選ぶポイント
自分の実力と目標スコアが合っているか
参考書を選ぶ際、最も大切なポイントは、自分の現在のレベルと目標のTOEICスコアに合った参考書を選ぶことです。
例えば、現状500点ほどの方が900点を取りたいからといって、いきなり900点向けの参考書を購入したところで難しくて勉強が続かず、モチベーションの低下や挫折の原因にもなりかねません。
なので、自分の現状スコアから100~200点程度高いレベルの参考書を選び、徐々にレベルアップしていきましょう!
わかりやすい解説がついているか
自分が間違えた問題を確認するために、わかりやすく丁寧な解説がついている参考書を選びましょう!
問題を解いて終わりになっている方も多いですが、それでは点数が上がるものも上がっていきません。
確実に知識を身につけるために、解説を読み、理解することが大切です。
発刊日が古くないか
必ずしも発刊日が新しい本が良いわけではありませんが、TOEICの出題傾向が変化しているため、あまり昔に出版された参考書だと最近の傾向に合っていない可能性があります。
2016年5月から各Partの問題数の配分が変わり、新形式と呼ばれる形式に試験内容が変更されました。
このようなTOEICの出題傾向の変化に対応するために、比較的新しい参考書を選びましょう!
TOEIC文法におすすめの参考書5選
TOEIC L&R テスト文法問題 でる1000問
1049問収録されていて、とにかく量をこなしたいという方におすすめの1冊です。 正解への道筋をひとつひとつ丁寧に解説され、間違いの選択肢がなぜダメなのか理由まで説明しているので、しっかりと納得できてから次に進むことができます。 左ページに問題、右ページに解説、という見開き構成で、解答後すぐに解説をチェックできるので、問題をスムーズにこなせます。
著者 | TEX加藤 |
出版社 | アスク |
発売日 | 2017/6/10 |
ページ数 | 656ページ |
1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
550点・730点・900点の3段階のレベル別に構成され、自分の目標に合わせて勉強できます。 約150問と問題数は多くないので、量をこなしたい方には向いていませんが、TOEICの試験によく出される問題に特化しているため、より効率的にスコアアップを目指せます。 また、全問解説朗読音声付きでカリスマの講義を無料で視聴できます。
著者 | 花田徹也 |
出版社 | 朝日新聞 |
発売日 | 2021/3/5 |
ページ数 | 336ページ |
新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編
上記でご紹介した『1駅1題 新TOEIC TEST文法特急』と同じ特急シリーズです。 6章構成になっており、出題数は130問と決して多くはないですが、満点著者が連続受験をしTOEIC を分析しているため、問題が厳選されています。 『本番でほぼそのまま出た』という声も多数届いていると。 TOEIC試験Part5&6を解く際の思考回路を解説し、文法が苦手な方でも解けるように。 スキマ時間で効率良く学びたい方や、文法問題で満点を狙っている方におすすめです。
著者 | 花田徹也 |
出版社 | 朝日新聞 |
発売日 | 2010/9/17 |
ページ数 | 272ページ |
TOEIC®︎TEST 英文法出るとこだけ!
解き方の極意となる『33の鉄則』が搭載されている1冊です。 TOEIC試験において、Part7で時間が足りなくなりパニックにならないように、Part5&6をいかに早く解くかがポイントとなります。『33の鉄則』を押さえることで、ほとんどの文法問題を正解できるようになります。 問題を素早く解き、スコアを上げるためにどうすれば良いか、解答の際に意識すべきポイントを知ることで、問題を見た瞬間に要求されている内容を把握することができます。
著者 | 小石裕子 |
出版社 | アルク |
発売日 | 2016/11/17 |
ページ数 | 175ページ |
世界一わかりやすいTOEIC ®︎テストの英文法
1回読むだけで記憶に残る、英文法の本質が解説されている1冊です。
TOEICに必要なあらゆる文法を網羅し、各単元、実際に試験によく出る順に構成されているため、途中まででもその分スコアに直結しやすいです。
また、例文のクオリティの高さが特徴的で、リスニングや長文でも役立つものばかり採用していて、実践向きとなっています。
著者 | 関正生 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2020/2/22 |
ページ数 | 468ページ |
TOEIC文法参考書の売れ筋ランキング
参考までに、TOEIC文法参考書のAmazonの売れ筋ランキングは以下から確認してみてください。
まとめ
TOEIC試験のPart5&6は文法力を身につければ、スコアを上げることのできるPartです。
今回、ご紹介した参考書で勉強すれば文法問題は9割解くことも難しくありません。
また、Part5&6に限ったことではないですが、文法をしっかりと学ぶことで、TOEIC全体のスコアを上げることも可能です。
TOEICの文法対策を行う際は、本記事でご紹介した参考書を活用してみてください。
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